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トランクルームの料金相場はいくら?内訳とを安く抑えるコツもご紹介

家にある荷物を減らして、より暮らしやすい空間をつくりたいと考える方に選ばれているトランクルーム。

一口にトランクルームといっても、広さや設備はさまざまで、料金にも大きな差があります。

本記事では、トランクルームの料金相場や費用をなるべく抑える方法についてご紹介します。

トランクルームのレンタルを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

トランクルームのレンタルに必要な費用の内訳

まずは、トランクルームをレンタルする際に必要な費用をチェックしておきましょう。

一般的には、契約時に月額料金とは別に、保証料や敷金などの初期費用がかかります。

月額料金が安くても、初期費用が高めに設定されているケースもありますので、比較の際は初期費用も含めた費用目安を確認しておくことが大切です。

初期費用

初期費用の目安は、月額費用の1.5~4ヶ月程度とされており、内訳は「敷金・礼金・保証料」「鍵交換代」「事務手数料」などです。

利用するトランクルームによっては、セキュリティサービスへの登録料や仲介料などが必要になることもあります。

マンション・アパートといった賃貸物件の契約をイメージするとわかりやすいかもしれません。

関連記事>>トランクルームの初期費用はどれくらい?相場と費用を抑えるポイント

月額費用

トランクルームは、契約月から利用料が発生します。

ほとんどのケースで、契約当月の利用料は日割り計算となり、翌月分と合わせて請求されます。

また、利用料とは別に管理費を設定しているトランクルームもあります。

その他

トランクルームによっては、契約期間を更新する場合に「更新料」がかかったり、契約期間中に解約する場合は「解約料」が必要になったりする可能性があります。

更新料の相場は月額利用料の半額~1ヶ月分とされています。

長期間トランクルームを利用する予定であれば、あらかじめ更新料の有無についても調べておくとよいでしょう。

また、料金の支払いが遅れてしまった時の「遅延金」を設定しているところもあります。

トランクルームの費用の相場

続いては、実際の費用相場についてみていきましょう。

トランクルームの特徴によって値段は大きく変わりますので、大きさや種類ごとに分けて費用目安をご紹介します。

大きさ別

トランクルームは、駅のコインロッカーのような小規模タイプから、8帖以上の広いタイプまで、さまざまな大きさが用意されています。

ただし、広いトランクルームは取り扱いエリアや業者が限られているため、見つけることが難しい場合もあります。

広さ 費用目安
~1帖 約4,000円~
1帖~2帖未満 約7,000円~
2帖~3帖未満 約10,000円~
3帖~4帖未満 約16,000円~
4帖~ 約20,000円~

種類別

トランクルームは、主に屋内型と屋外型に分けられます。

屋内型は、ビルなどの建物の中に個別のスペースを設けているタイプ、屋外型は外に設置されたコンテナ内に直接収納するタイプです。

【屋内型】

広さ 費用目安
~1帖未満 約7,000円~
1帖~2帖未満 約10,000円~
2帖~3帖未満 約17,000円~
3帖~4帖未満 約22,000円~

 

【屋外型】

広さ 費用目安
~1帖未満 約5,000円~
1帖~2帖未満 約7,000円~
2帖~3帖未満 約10,000円~
3帖~4帖未満 約12,000円~
4帖~ 約17,000円~

立地編

大都市圏 約8,000円~(屋内型1帖以上)
地方・郊外 約5,000円~(屋内型1帖以上)

トランクルームの相場が変動する要素

トランクルームの料金に大きな差がある理由は、広さや立地だけではありません。

続いては、相場を変動させる要素や特徴についてチェックしていきましょう。

広さ

トランクルームの料金設定に大きく影響しているのが、広さです。

面積が大きければ大きいほど利用料は高くなります。

「広ければたくさんのものを入れられて便利かもしれない」と考えがちですが、余ったスペースにも費用を支払っていると考えると、預けたい荷物の量に合わせて借りるほうが経済的でしょう。

屋内・屋外

屋内型か、屋外型かという点も、トランクルームの料金を決める要素です。

同じ広さであれば、屋内型のほうが料金は高くなる傾向にあります。

屋内型トランクルームは、ビルなどの建物の中にあることから、防犯対策や換気システムが整っていることが多いです。

屋外型は外に設置されているため、利用者以外も敷地内に出入りできる場合が多いですが、屋内型よりもスペースが広く、大きな荷物を収納したい時に便利です。

車を横付けできる場所なら、出し入れが楽にできるというメリットもあります。

フロア

荷物の収納しやすさ、取り出しやすさも料金に影響します。

大きく、重い荷物を収納するのであれば、できるだけ入口から近い場所のスペースを選びたいと考えるのは当然のことでしょう。

屋内型・屋外型を問わず、少ない手間で搬入できる1階のフロアは料金が高い傾向にあります。

トランクルームによってはエレベーターもありますが、2階以上のフロアに運搬するには時間がかかり、移動距離も長くなりますので、需要はやや低くなります。

一方で、荷物を出し入れする頻度が少ない方や、運搬の手間を気にしない方は、入口から遠いフロア・スペースを選んでも問題ないかもしれません。

設備

屋内型トランクルームは、設備の充実度が料金に反映されやすくなっています。

空調が完備されているトランクルームは、常に一定の温度・湿度が保たれるため、書類や衣類、デリケートな家財道具などの保管にも向いています。

また、セキュリティ体制が整っている、有人で管理している施設であれば、大切な品物を預けたい方にとっても安心です。

屋外型タイプはコンテナのため、通気口などの設備がないものも多いです。

季節によってはコンテナ内が高温多湿になったり、結露ができたりすることもあるため、温度や湿度の影響を受けやすい紙・布製品や楽器などの保管には向きません。

アウトドア用品やスポーツ用品、カー用品など、環境変化による劣化が少ないものを保管するのであれば、屋外型トランクルームを選んでもよいでしょう。

立地

トランクルームの料金は、立地によっても大きく変動します。

東京23区や大阪市内など、地価の高い大都市圏のトランクルームは、全国的な相場よりも料金が高めです。

また、大都市圏に限らず、駅から近いなど利便性の良い場所は、需要が高いため高額傾向にあるでしょう。

反対に、地方や郊外のトランクルームは相場よりも安く借りられる可能性があります。

車で荷物を運ぶ予定であれば、自宅から多少距離があっても問題ないかもしれません。

条件に合うトランクルームが見つからない場合は、ワンランク小さいサイズや、屋外型を検討するほか、少し立地を変えて探してみるのもおすすめです。

トランクルームの利用にかかる費用を抑えるコツ

最後に、トランクルームの費用を抑えるポイントをご紹介します。

希望の広さや予算、立地などの条件を決めてから探し始めるとスムーズです。

コツ①預ける物を見極める

トランクルームの費用を抑えるためには、「何を預けたいのか」を明確にすることが大切です。

なるべくコストをかけず、トランクルームを有効に使うためのポイントは、預ける荷物の量に対して「広すぎず、狭すぎないスペース」を選ぶことです。

まずは、預けたい家具や段ボールなどのサイズを測り、どれくらいのスペースが必要なのかを確認しましょう。

トランクルームの広さは0.5帖、1帖といったように平面の広さで書かれていますが、実際は高さも含めた空間全体を使うことができますので、ラックなどを活用すれば、想定より小さなスペースで収まる可能性もあります。

コツ②必要最低限の設備を選ぶ

屋内型トランクルームは、空調やセキュリティシステムなど、充実した設備が魅力ですが、その分料金は高くなってしまいます。

例えば、クローゼットに専用のエアコンがついているというご家庭は決して多くないでしょう。

自宅と同じような保管条件で良いという場合、必ずしもエアコンは必要ないかもしれません。

最低限の設備を選ぶことで、値段を抑えられる可能性があります。

コツ③キャンペーンを利用する

トランクルームによっては、お得に利用できるキャンペーンを実施していますので、それらを活用して費用を抑える方法もあります。

フリーレントで1ヶ月分の利用料が無料になる、インターネット経由での申し込みや長期契約で初期費用が無料になるなど、運営会社によってサービスはさまざまです。

キャンペーンには適用条件が設定されていることが多いため、事前に内容を確認しておきましょう。

コツ④荷物を取り出す頻度を考えておく

利用料が安いからと自宅から遠いトランクルームを借りても、荷物を出し入れする頻度が高ければ、その都度時間と交通費をかけて取りに行かなければならないため、かえってコストが高くなってしまいます。

自宅近くでアクセスの良い場所を選ぶほうがお得に利用できる可能性もあるでしょう。

また、荷物の出し入れの度に料金がかかるタイプもありますので、月に何度利用するかを考えた上で、自分に合ったトランクルームを選ぶことが大切です。

コツ⑤トランクルームのタイプを考える

利用目的に合わせて、トランクルームのタイプを考えましょう。

費用を抑えたいのであれば屋外型のほうが安価ですが、保管環境にこだわりたい場合は、預ける荷物を厳選して屋内型タイプを選ぶ方法もあります。

費用を押えられるおすすめトランクルーム

費用を押えられるトランクルームを2つ紹介します。

オレンジコンテナ
加瀬のトランクルーム

これらを見ていきましょう。

オレンジコンテナ

オレンジコンテナは、アパルトマンイクシーズ株式会社が運営するトランクルームと貸し倉庫のサービスです。
対応地域は、東京都や神奈川県などを中心とする関東エリア、静岡県や愛知県を含む東海エリアと、大阪府から広島県の関西〜中国エリアです。

屋外型コンテナのほか、スロープ付きのバイクスペースやサーフタイプなど、さまざまな種類の収納を用意しています。

コンテナスペースは0.5帖から用意され、最大で8帖まで選べます。
目的や予算、立地からそれぞれ収納スペースが選べるほか、月額550円(税込)の安心保障パックで万が一にも備えることができます。

オレンジコンテナの特徴と口コミはこちら

加瀬のトランクルーム

加瀬のトランクルームは全国に展開しているレンタル収納スペースサービスです。

半年間半額などのキャンペーンが他社と比較しても魅力的なサービスとなっています。

加瀬のトランクルームの特徴として、24時間出入り自由な点やALSOKによるセキュリティが完備されている等、利用者にとって嬉しい内容が挙げられます。

また、トランクルームの種類も1帖〜4帖まで幅広くラインナップが用意されていて、さまざまな用途に対応できます。

また、荷物の搬送サービスも行っているため自分で荷物を運ぶ必要がなく快適にトランクルームを利用できます。

加瀬のトランクルームの特徴と口コミはこちら

料金相場を把握して失敗のないトランクルーム探し

トランクルームは、広さやタイプ、立地などによって料金相場が大きく異なります。

まずはどのような荷物をどのくらい預けたいのか、用途を明確にした上で比較・検討しましょう。

設備面での条件を見直したり、キャンペーンを利用したりすると、さらに費用を安く抑えることもできます。

それぞれの特徴を見極めながら、最適なトランクルームを選びましょう。

 

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