一口に「トランクルーム」といっても、屋内型と屋外型が存在するのを知っていますか?
屋内型トランクルームには、屋外型にはない特徴や魅力があります。
しかし、屋内型トランクルームについて正しく理解をしている方は少ないものです。
そこで今回は、屋内型トランクルームの特徴について、詳しくご紹介します。
目次
屋内型と屋外型トランクルームの違い
屋内型と屋外型で、トランクルームの特徴は異なります。
それぞれの概要と両者の違いは次の通りです。
屋内型トランクルームとは
屋内型は、建物内に設けられているトランクルームです。
具体的には、各トランクルームが部屋になっているルームタイプ、大きな空間を小さなスペースに区画してそれぞれに収納家具を設置したロッカータイプにわかれます。
いずれを選んでも、風雨を心配しなくてよい点が魅力です。
また、基本的には空調設備を設置しているため、トランクルーム内の温度・湿度は一定に保たれています。
運営会社の自社ビルの一部を活用しているケースが多いようです。
最近では、都市部の店舗が増えています。
屋外型トランクルームとは
屋外型は建物外に設けられたトランクルームです。
一例として、幹線道路沿いに設けられたコンテナ型のトランクルームがあげられます。
屋内型トランクルームに比べて、割安な料金設定が魅力といえるでしょう。
バイクなどを保管できる大型のトランクルームがある点も見逃せません。
ただし、野外に設置されるため、風雨の影響を受けるサービスもあります。
また、空調設備を備えていないものが多くなります。保管するものを選ぶといえるかもしれません。
屋内型と屋外型の比較表
屋内型と屋外型の違いをまとめると次のようになります。
タイプ | 保管方法 | 空調設備 | 費用 | 場所 |
屋内型 | 建物内 | 有 | 割高 | 都市部が中心 |
屋外型 | 建物外 | 無 | 割安 | 全国各地 |
最も大きな違いは、荷物の保管方法といえるでしょう。
屋内型は建物内、屋外型は建物外に設置されたコンテナボックスなどで保管します。
この違いが、費用や場所、特徴の違いにつながります。
ここからは、両者の特徴を詳しく解説します。
屋内型トランクルームの特徴
屋内型トランクルームにはどのような特徴があるのでしょうか。
安全に荷物を保管できる場所を知りたい、という方は参考にしてみてください。
屋内型トランクルームの特徴
屋内型トランクルームにはどのような特徴があるのでしょうか。
安全に荷物を保管できる場所を知りたい、という方は参考にしてみてください。
空調設備が整っている
屋内型トランクルームの特徴としてまず挙げられるのが、「空調設備が整っていることが多い」という点です。
屋内であるため、エアコンなどの空調設備が整っているトランクルームは多いです。
そのため、トランクルーム内が高温になってしまったり、多湿な環境になってしまったりすることを防げます。
トランクルーム内の温度や湿度は、荷物の劣化に大きく関わるポイントです。
綺麗な状態で保管し続けるためには、空調設備が整った屋内型トランクルームがおすすめといえます。
管理人が常駐しているところがある
全ての屋内型トランクルームに該当するわけではないものの、管理人が常駐している場合があります。
屋外型であれば、管理人が常駐していることはほぼありません。
なぜなら、雨や風、夏であれば猛暑などにさらされてまで、管理人を配置することは大きな負担となるからです。
しかし、屋内型トランクルームは管理人が常駐しているケースが多く、常に保管場所が監視されている状況です。つまり、セキュリティ面で安心できるといえるでしょう。
営業時間が設けられていることがある
屋内型トランクルームの場合、営業時間が設けられている場合があります。そのため、時間帯によっては荷物の出し入れができなくなってしまいます。
例えば、トランクルームの営業時間が9:00~19:00である場合、早朝や深夜、夜はトランクルームを利用できないということになります。
さらに、運営会社によっては、土日祝日は休業日としていることもあるため、平日の日中に働いている方は営業時間及び営業日のチェックが欠かせません。
自分のライフスタイルと照らし合わせて、不便なく利用できる屋内型トランクルームを利用する必要があります。
雨風の心配がない
屋内型トランクルームは、荷物が雨風にさらされてしまう心配がありません。
なぜなら、トランクルームは屋内に設けられているからです。
屋外型のトランクルームのように、コンテナが外にむき出しで置いてあるわけではありません。
隙間から雨水が侵入してしまうことはありませんし、風によって荷物が砂だらけになってしまう心配もありません。
屋外型トランクルームの特徴
屋外型トランクルームには、大きな荷物を保管できるなどの魅力がある一方で、空調設備は備えていないなどの注意点があります。
利用を始める前に、次の特徴を押さえておきましょう。
大きな荷物を保管できる
屋外型トランクルームの中には、広い敷地を活用して大型のコンテナボックスを設置しているものがあります。
このようなサービスであれば、屋内型トランクルームでは対応が難しい大きな荷物を保管できる可能性があります。
例えば、バイク、自転車、スノーボードなどのアウトドア用品、趣味や仕事で使用する工具などが考えられます。
屋外型トランクルームを活用すれば、スペースの都合で諦めていたものを購入できるかもしれません。
空調設備はない場合が多い
一部の例外はありますが、屋外型トランクルームに空調設備はありません。
トランクルーム内の気温、湿度は季節で変動します。夏は高温多湿、冬は低温乾燥になるといえるでしょう。
したがって、温度や湿度の変化に弱いものは保管しにくくなります。
例えば、ブーツやカバンなどの皮製品、書籍や書類などの紙製品、精密機械などの保管には向いていないといえるでしょう。
また、トランクルーム内で何かしらの作業を行いたい場合も注意が必要です。夏場、冬場は過酷な環境になる恐れがあります。
セキュリティ対策が不十分な場合がある
屋外型トランクルームの多くは、セキュリティ対策を行っています。
基本の対策は、扉に付けられた鍵です。
一部のサービスは、敷地内に監視カメラを設置したり、敷地内を定期巡回したりして安全性を高めています。
とはいえ、屋外にコンテナを設置するため、万全のセキュリティ対策とはいえないこともあります。
建物内に荷物を保管する屋内型トランクルームよりもセキュリティレベルは劣るケースが多いでしょう。保管する荷物などによっては、十分な注意が必要です。
荷物搬入を自分で行う必要がある
屋外型トランクルームに保管する荷物は、自分で持ち運んで搬入しなければなりません。
大きな荷物を保管する前に搬入方法を考えておく必要があります。
自宅から離れている場合は自動車があると便利です。自動車を横付けできる屋外型トランクルームを選ぶと搬入作業の負担を減らせます。
自動車がない場合は、アクセスしやすい場所にある屋外型トランクルームを探すとよいでしょう。
屋内型・屋外型トランクルームは目的にあわせて選びましょう
いかがでしたでしょうか?
ここでは、屋内型トランクルームと屋外型トランクルームの違い、特徴などを解説しました。
温度や湿度の変化などで劣化しやすいものは屋内型トランクルーム、大きな荷物は屋外型トランクルームが向いているといえるでしょう。
それぞれの特徴は異なるため、一概にどちらが良いといえるものではありません。
保管したいものなどにあわせて、利用するトランクルームを選びましょう。
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