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トランクルームで収納以外におさえておきたい設備

トランクルームを利用するにあたり、重視している方が多いのが「収納力」です。確かに、収納面はトランクルームを利用するにあたり気になるポイントですが、他にもおさえておきたい設備がたくさんあります。

そこで、今回はトランクルームの利用を検討している方に向けて、おさえておくべき設備をご紹介します。

トランクルームのサイズごとの荷物量目安

トランクルームのサイズはさまざまな種類があり、どのサイズを選択するのかによって収納できる荷物量が変わります。サイズごとの目安は以下のとおりです。

1帖

コンパクトなイメージがある1帖タイプではありますが、例えば140サイズ(縦+横+高さの合計が140cm)の段ボール箱は、約36個収納可能です。

例えば、その季節にしか使わないスキー板やサーフボードなどを収納するのも良いでしょう。

一人暮らしで使うようなや洗濯機、冷蔵庫、机、カラーボックス程度であればおおむね収納できます。

2帖

2帖タイプは、140サイズの段ボール箱だと約72個収納可能です。大型の荷物として、冷蔵庫や自転車といったものも収納しやすいサイズといえます。

3人暮らしの方が引越しをする際には30~50箱程度の段ボール箱を使うため、3人分程度、またはそれ以上の荷物量を収納可能です。

縦にデッドスペースが生まれやすくなるので、スチールラックといったものを活用して効率よく荷物を詰められるようにすると良いでしょう。

3帖

3帖のトランクルームに入れられる140サイズの段ボール箱量は108個分程度です。

入れられる荷物の例で言うと、自転車のほか、ゴルフバックや自動車のタイヤ、大きなタンス、冷蔵庫、洗濯機なども収納しやすくなります。

ワンルームなどは6帖のお部屋が多いので、その半分程度の広さと考えるとイメージしやすいのではないでしょうか。かなり多くの荷物を収納できることがわかります。

4帖

4帖ともなると収納できる荷物量はかなり多く、140サイズの段ボール箱で約144個です。

4帖サイズであれば、家具屋家電の収納量が大幅にアップしますし、大きなソファなども保管できるようになります。

家族で引越しをする際、荷物を一時保管する目的などでも活躍してくれるでしょう。

トラックでいうと、2トンショートタイプのトラックが3帖程度、ロングタイプが4.5帖です。

2トントラックに積み込める荷物量程度の収納が可能といえます。

トランクルームの収納力をアップさせる方法

トランクルームを借りたものの、思っていたほど広くなかった、あっという間に荷物でいっぱいになってしまったといったケースがあります。

そういった場合は、以下のような方法で収納力をアップさせましょう。

箱の積み重ね方に気を付ける

段ボール箱や収納ケースといったものは、重ね方に注意が必要です。

隙間なく並べた方が収納力はアップするので、できれば同じサイズの箱を使用し、空間が生まれないようにするのがポイントになります。

また、基本は、重い物は下に、軽いものは上に来るようにしましょう。重い物を上に置いてしまうと重心が高くなるので、地震などが起こった際に揺れやすくなります。

下にある箱はつぶれやすくなるため、強度があるものを使うことも重要です。

何も考えずにどんどん積み重ねてしまうと、下の方に収納したものを取り出すとき大変です。

計画性をもって積み重ねましょう。

道具を活用する

ぜひとも活用したいのが、高さを活かした収納です。

トランクルームでは、ただ荷物を置いていくだけだと縦の空間にデッドスペースが生まれやすくなります。

これを防ぐため、スチールラックなどを使い、できるだけデッドスペースを作らないのが収納力アップのポイントになります。

選択するスチールラックによって耐荷重が異なるので、よく確認が必要です。

移動できるタイプの収納台を使っておくと、奥の方の荷物も取り出しやすくなります。

ただ床に段ボール箱や収納ケースを重ねた場合、奥のものを取り出す際に一度全部出さなければならないことも多いです。

荷物を効率よくまとめる

荷物をまとめることによって収納できる量が大幅に増えます。例えば、布団類や衣服は圧縮袋を使うことによりコンパクトにできます。

また、将来的に売りに出す際に高く売れるようにと、おもちゃや家電の空箱を保管している方も多いのではないでしょうか。そのまま保管すると無駄なスペースができてしまうので、たたんで保管しましょう。

中身がスカスカの段ボール箱や収納ケースがある場合は、隙間なく埋めるようにするのもポイントです。

ただし、大きな段ボール箱に重い物を詰め込んでしまうとかなりの重量になってしまうため、注意しましょう。

内容物がわかるようにする

どこに何が入っているのか、収納してあるのかについては、できるだけわかりやすくまとめておきましょう。

どこにあるのかがわからず、トランクルームを大捜索しなければならないケースもあります。

段ボール箱や収納ケースは、見やすいところにラベリングしておくことが欠かせません。特に、外側から見えないものに入れて収納する場合は必須といえます。

それから、収納マップを作成しておくのも良いでしょう。トランクケースのどの部分に何を収納したのか紙に図で書いておき、トランクルームの内扉などに貼っておくと非常にわかりやすいです。

使用頻度が低いものほどどこに置いたかわかりにくくなってしまうので、注意しなければなりません。

使用頻度に合わせて配置する

トランクルームに収納する際、大切なのが使用頻度が高いものは手前に、低いものは多くに収納することです。

捨てるわけにはいかないもののいつ使うかわからないもの、なおかつしばらく使う予定がないものなどは最も奥の方で良いでしょう。

一方で、近いうちに使うことがわかっているもの、頻繁に出し入れするものは取り出しやすい位置に置いておくことをおすすめします。

ポイントは、スムーズに出し入れできる位置に置くことです。手前でも上の方は取り出しにくくなってしまうことがあります。

頻繁に出し入れするものは、自宅での保管ができないかについても検討してみると良いでしょう。

トランクルームの収納で注意したいこと

トランクルームの収納について考える際には、いくつか注意しておくべきポイントがあります。以下の3つを確認しておきましょう。

湿気対策を万全にする

トランクルームでは、湿気によってカビが生えてしまうトラブルが珍しくありません。

トランクルームの中にも湿気対策を行っているところがありますが、自身でも実践しておきましょう。

代表的な方法として、除湿剤を置く方法があります。除湿剤の効果が継続する期間を確認し、適切なタイミングで交換しましょう。

また、通気性の良い収納ケースを使ったり、カビが生えやすい衣類は湿気がこもりにくいようにハンガーラックにかけたりするのも効果的です。

転倒しないよう予防する

転倒対策も忘れずに行いましょう。

荷物を整理している際にうっかりラックが倒れてしまった場合、怪我をする恐れもあります。

下段に重いものを置き、冗談には万が一倒れてきてもケガに繋がりにくい軽いものを置くと良いでしょう。

それから、転倒防止用の突っ張り棒などが設置できる場合は、設置しておくのがおすすめです。

通路導線を確保する

トランクルームを借りるともの詰め込むことを考えてしまいがちですが、通路はしっかり確保しておきましょう。

通路を確保することにより、奥にあるものも取り出しやすくなります。

また、ごちゃごちゃしていると仮に周辺で火災が発生したり、地震が起こったりした際に逃げ遅れてしまう可能性も高いです。

トランクルームでチェックすべき収納以外の設備

それでは、トランクルーム選びでチェックすべき設備をご紹介します。

収納以外にどのようなポイントを確認しておいたほうがいいのか、確認していきましょう。

セキュリティ

トランクルームでチェックすべき設備といえるのが「セキュリティ面」です。

トランクルームは基本的に無人ですので、保管しておいた物が盗まれてしまうといったリスクがあります。

保管しておいた物がある日突然なくなってしまう、という状況は絶対に避けなければなりません。

大切な物であれば、なおさら盗難被害は避けたいところでしょう。

しかし、トランクルームによっては監視カメラを設置していたり、利用者が専用のキーを使用して入室するなど、様々なセキュリティ対策を行っています。

安心してトランクルームを利用するためにも、セキュリティ面のチェックは欠かせません。

空調設備

トランクルームを利用する際には、「空調設備」をチェックしてください。

夏であれば、猛暑日になると気温は40度を超えてしまうものです。ト

ランクルーム内に保管しておいた荷物が傷むリスクがあるため、内部が適温でキープされるような空調設備が整っている場所を選ぶ必要があります。

また、空調設備が整っていないと、暑さ寒さの影響を受けやすいため、荷物の出し入れ時に体に負担がかかってしまう可能性もあるでしょう。

いずれにせよ、トランクルームを利用するときには、空調設備が整っているか確認してみてください。

駐車スペース

トランクルームを利用するにあたり、忘れてはならないのが「駐車スペース」です。

トランクルームまでの移動に自動車を使用するのであれば、駐車スペースが必須といえます。

稀に、近くで路上駐車をする利用者もいますが、違反になってしまう可能性があるため好ましくありません。

路上駐車をしたり、近隣の有料コインパーキングを利用しなくても済むように、駐車スペースが確保されている、トランクルームを利用しましょう。

ちなみに、屋外に設置されているコンテナタイプのトランクルームを利用するなら、トランクルームに横付けできるような場所がおすすめです。

トランクルームと車の距離が近い分、荷物の出し入れがラクになります。

換気設備

トランクルームを検討しているなら、契約前に換気設備をチェックしておくと安心です。屋内外問わず、トランクルームは湿気の影響を受けることがあります。

とくに、梅雨や台風の時期などは外の湿度が高いため、それに伴いトランクルーム内の湿度も上昇する傾向にあります。

トランクルーム内の湿気は、保管している荷物のカビやニオイの原因となってしまうため、換気設備を完備しているトランクルームの利用をおすすめします。

トランクルームは収納以外の設備もチェック!

国内には様々なトランクルームがありますが、必ず収納以外の設備もチェックしたうえで選ぶことが大切です。

大切な荷物を安全に保管したり、荷物の出し入れ作業がスムーズにできるよう、今回の記事を参考にしながら自分に合ったトランクルームを探しましょう。

 

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