トランクルームのサイズは、収納したい荷物の量や大きさを考えて選ぶことが大切です。
しかし、0.5帖や1帖という表示だけでは、どれくらいの荷物が入るかイメージしにくい方も多いのではないでしょうか。
今回は、トランクルームのサイズと収納できる荷物量、サイズ選びのポイントについてご紹介します。
目次
トランクルームのサイズ表記は「帖」を使う
トランクルームのサイズは、「帖(じょう)」で表記されることが一般的です。
1帖は、畳1枚分の広さを表す単位で、平米換算すると1.62平方メートルです。
同じ読み方の「畳」で表記されるケースもありますが、意味は同じです。
トランクルームの種類
トランクルームのサイズを選ぶ前に、まず種類について確認しておきましょう。
それぞれ異なる特徴があり、収納に向いているものとそうでないものがあります。
関連記事>>トランクルームの種類と選ぶ時のポイント
屋内型
屋内型トランクルームは、ビルのフロアや倉庫など、建物の中に個別の収納スペースを設けたタイプです。
温度・湿度が管理できる空調システムを整えたトランクルームもあり、保管環境を一定に保ちたい本や書類、衣類などの収納に向いています。
また、オートロックや防犯カメラの設置など、セキュリティ対策を重視した施設も多くあります。
広さは、0.5帖程度のロッカータイプから4帖以上までと幅広く設定されています。
料金は帖数に比例しますが、設備が充実している分、次に紹介する屋外型タイプよりもやや高額傾向です。
屋外型
屋外型トランクルームは、屋外のコンテナに荷物を収納するタイプです。
屋内型よりも大型のものが多く、自転車やバイクのほか、アウトドア用品などの大きな荷物も収納可能です。
また、トランクルームの入口に車を横付けできる施設もあり、荷物の出し入れや運搬の手間がかかりにくいことも特徴です。
比較的リーズナブルに利用できますが、基本的に空調設備がないため外気温の影響を受けやすく、天候によっては通気口から雨風が入り込んでくることもあります。
利用者以外も敷地内に立ち入れるような設計が多いため、セキュリティ面で不安を感じる方もいるかもしれません。
トランクルームのサイズの目安
サイズ選びに失敗してしまうと、入れたい荷物を収納しきれない、あるいはスペースが余ってもったいない、といったことが起こりかねません。
ここからは、トランクルームのサイズ感と、収納できる荷物量の目安についてご紹介します。
0.5~0.8帖の場合
高さ2メートル、0.5~0.8帖サイズのトランクルームであれば、約18~40個程度の段ボール箱を収納できます。
1人暮らしの引っ越しで使う段ボール箱が10~15個と言われていますので、「想像以上に収納できそう」と感じる方もいるでしょう。
片付けたいものを段ボール箱に入れて積み重ねると、効率よく収納することができます。
幅や奥行きにもよりますが、衣装ケースをそのまま入れられるトランクルームもあります。
CDや本、コレクションアイテムなど、小さなものをたくさん収納したい方におすすめのサイズです。
1~1.5帖の場合
1帖のトランクルームは、畳1枚分、標準的なトイレと同じくらいのサイズです。
扇風機やクリスマスツリーなど、特定の季節のみ使う家電・家具、ゴルフバック、スキー用品なども収納することができます。
1.5帖の場合、約100個の段ボール箱が収まります。
バイクや自転車を置く場合も、1.5帖以上が目安とされています。
2~3帖の場合
2帖のトランクルームはクイーンサイズのベッドと同じくらい、3帖はセミダブルベッド2台分と同じくらいの広さがあります。
3帖サイズでは、約200個の段ボール箱を収納することができます。
十分にスペースがあるため、冷蔵庫などの大型家電の収納も問題ありません。
物置として使うほか、中型~大型バイクの車庫としても使用できるでしょう。
4~5帖の場合
4帖サイズは、小さめの部屋1つ分のスペースがあります。
例えば、引っ越しやリフォームの際の一時的な家具置き場として、脚立や撮影機材といった仕事道具の保管場所として、というようにさまざまな用途で使うことができます。
バイクや自転車が複数台置ける上、スタッドレスタイヤなども保管できるため、ガレージ代わりにも活用できます。
8帖の場合
8帖サイズは、コンテナ1台分の大きさがあります。
多くの屋外型タイプでは、8帖が最大サイズとなっています。
屋内型では、8帖を超えるサイズが用意されていることもありますが、取り扱い数が少なく、エリアや会社も限られています。
在庫保管用や備品・備蓄倉庫、資材置き場など、業務用で使われることの多い広さです。
サイズが色々あるおすすめトランクルーム
サイズが色々あるおすすめのトランクルームをご紹介します。
オレンジコンテナ
加瀬のトランクルーム
これらを見ていきましょう。
オレンジコンテナ
オレンジコンテナは、アパルトマンイクシーズ株式会社が運営するトランクルームと貸し倉庫のサービスです。
対応地域は、東京都や神奈川県などを中心とする関東エリア、静岡県や愛知県を含む東海エリアと、大阪府から広島県の関西〜中国エリアです。
屋外型コンテナのほか、スロープ付きのバイクスペースやサーフタイプなど、さまざまな種類の収納を用意しています。
コンテナスペースは0.5帖から用意され、最大で8帖まで選べます。
目的や予算、立地からそれぞれ収納スペースが選べるほか、月額550円(税込)の安心保障パックで万が一にも備えることができます。
加瀬のトランクルーム
加瀬のトランクルームは全国に展開しているレンタル収納スペースサービスです。
半年間半額などのキャンペーンが他社と比較しても魅力的なサービスとなっています。
加瀬のトランクルームの特徴として、24時間出入り自由な点やALSOKによるセキュリティが完備されている等、利用者にとって嬉しい内容が挙げられます。
また、トランクルームの種類も1帖〜4帖まで幅広くラインナップが用意されていて、さまざまな用途に対応できます。
また、荷物の搬送サービスも行っているため自分で荷物を運ぶ必要がなく快適にトランクルームを利用できます。
トランクルームのサイズ選びのポイント
ここまで、トランクルームの大きさと収納量の目安についてご紹介してきましたが、実際に自分の荷物がどれくらいあるのか、過不足なく収納できるかがわからない、という方は少なくないでしょう。
最後に、適したサイズのトランクルームを選ぶコツや注意点を解説します。
ポイント①預ける荷物に合った広さを把握する
トランクルームは、高さも含めた「空間」全体を使うことができます。
段ボール箱を縦に積み上げたり、棚などを置いたりするとスペースを無駄なく有効活用できます。
どのくらいの広さが必要かを確かめる時は、自宅のクローゼットやベッドに荷物を置いてみるとわかりやすいでしょう。
また、1帖は標準的な家庭のトイレとほぼ同じ広さですので、「ここにどれくらい置けるか」とイメージしてみるのもおすすめです。
実際にトランクルームを借りる際は、出し入れを考慮して少し広さに余裕を持っておくと安心です。
小型のトランクルームは、コインロッカーのようなコンパクトなタイプもありますので、帖数と併せて高さも事前にチェックしておきましょう。
ポイント②実際に足を運んで見学する
マンションなどの物件を借りる時と同様、多くのトランクルームでは契約前に見学や内覧ができるようになっています。
実際にスペースを見て、広さや使い勝手を確認するのがおすすめです。
預けるものが決まっている場合は、サイズをあらかじめ計測しておき、見学時にスペースを採寸して比較すると良いでしょう。
必ずしも幅と奥行きが同じ長さになっているとは限りませんので、入れたいものに適した形であるかの見極めも大切です。
屋外型であれば、自分のスペースまで車を横付けできそうか、屋内型であればエレベーターからの距離など、搬入・搬出時の動線確認も行いましょう。
トランクルームによっては、希望のスペースを選べることもあります。
実際に見学してみて、「ワンサイズ小さいタイプでも入れられそう」となれば、その分コストを下げることができます。
ポイント③担当スタッフに相談する
トランクルームのサイズ選びに悩んだ場合は、担当のスタッフに相談するのもおすすめです。
どんな荷物を入れたいのか、用途や希望をヒアリングした上で、最適なサイズのトランクルームを提案してくれます。
荷物を上手に収納するためのアイデアや、湿度対策など、トランクルーム活用のコツを教えてもらえることもありますので、気軽に相談してみましょう。
必要な大きさを把握して適切なサイズ選びを
トランクルームは、0.5帖以下の小さなものから、8帖以上の大きなものまで、さまざまなサイズ展開があります。
余分なスペースが生じるとコストが高くなってしまうため、収納したい荷物に合わせた適切なサイズ選びが重要です。
大きなもののサイズを測っておく、自宅で荷物を置いてシミュレーションを行うなどすると、失敗しにくいでしょう。
サイズ選びに迷ったら、実際にトランクルームを見学してみるのもおすすめです。
いろいろなサイズを見比べることもできるので、収納時のイメージがより膨らみます。
本記事を参考に、ぜひぴったりのトランクルームを見つけてみてください。
トランクルーム比較ナビでは、コスパの良いトランクルームをランキング形式で検索できます。
キャンペーン内容や契約までの日数、口コミなどの多くの情報を基におすすめトランクルームを紹介しています。
宅配型トランクルーム比較検討ナビはこちら!